暗闇に踊る影一つ。
それは静かに、素早く暗闇の中を駆け抜けていった。
それを追う影、複数。

「・・・・っ」

行き止まりに当たり、影は足を止め振り返る。

「よくも軽々と侵入してくれたもんだな、子猫ちゃん」
「おぉ、怖い怖い。
でも丸腰じゃ、俺らに勝てないよ」

向けられる3つの銃口。
影は静かに追手を見つめていた。

「迷子になった・・・だけじゃ言い訳にならないところなんだよ、ここは!!」

怒気が込められた言葉は人を委縮させるには十分なものであった。
しかし影は臆した様子もなく、彼らを見つめ続けた。
刹那風が吹き、影の被っていたフードが捲れる。

ツインテールの銀髪が月の光に反射しキラキラ光る。
浮かびあがったのは表情の乏しい、まだ成長段階の少女の顔。
金色に光るその瞳は何事にも臆さない強さを秘めていた。

「おぉ、これ上玉jy・・・」

話していた男の言葉が途中で途切れた。
そのまま男はまっすぐに地面に付す。
残る2人も男の死体を見た直後、わけのわからないまま同じ運命をたどった。

3人の男たちの死体を確認して、少女の表情が少しだけ柔らかくなった。

『遅くなってごめんねぇ、Tharrosさん。
なんとか終わったからとっとと帰るよ』

スコープを覗きながらRikuはマイク越しに言う。
サイレンサー付き、スナイパーライフル。
威力をそのままに音を最小限に抑えた(・◇・)印の改造銃だ。

状況にそぐわぬ、聞きなれた軽い口調にTharrosは少し安堵した。

「・・・・Riku」
『帰宅経路は予定通りで大丈夫みたい。
まだ追手はたくさんいるから一応気を付けてね。
まぁ・・・俺がいる限りもうTharrosさんに手出しできる奴はいないんですけど』

Tharrosは後ろの壁を垂直に駆け上がり、弾みをつけて塀の上に立つ。
月の光を受けて、Tharrosの影がはっきりと現れた。

遠くの喧騒がこちらに向かってくる。
Tharrosは無視して走り出した。

「そういえばRiku、私あなたのいつも乗ってるバイク乗り方知らないんだけど」
『え、ちょ・・・今になってそれ?
いつも使ってるとこじっと見てるでしょー。もーTharrosさんないわー』

冗談。
それを言えば、彼は少し困惑した返事を返す。
でも、最後には欲しい言葉をくれた。

『大丈夫、俺がちゃんと見ててあげるから。Tharrosさんならできるでしょ?』

真面目にいったRikuにTharrosは思わず笑みをこぼす。

「Rikuなんだかそれ、エロい」
『・・・なっ・・・ちょ・・・。
え、別に他意はないんだけど。セクハラととるんだったら今謝罪します。
なので・・・えーと・・・Billyさんにだけは・・・』
『え、なに?俺最初から聞いてるけど』

2人の回線に低く、抑揚のない声が入ってくる。
B社のボス、俺らのリーダー、そしてTharrosの兄、Billyの声である。
Rikuは驚きすぎて登っている木から落ちそうになった。

『え、ちょ・・・。マジで盗み聞きするのやめてくんない?
趣味悪すぎんだけど。
あ、いやだからと言って別にやましいこととかないけどね。本当だからね!』
「兄さん。Rikuこれが終わったら私と結婚したいって」
『Riku、帰ってきたら農場裏に集合な』
『どうあがいても死亡フラグ!!
ていうか、Tharrosさんそんなこと一言も言ってないから!!
Billyさんも最初から聞いてたなら悪乗りやめてぇぇ!!』

そういう間にもTharrosは目的地までたどり着く。
ちらりと後ろを見ると、追いついてくる追手も少ない。

『Tharrosさんそのまま降りて。
俺も今いく』
「分かっている」

身長の3倍はある塀をTharrosは事もなさげに飛び降りる。
そして道の脇に置いてある、バイクのエンジンをふかした。

「塀の向こうにおりたぞー!!」

そのような声も虚しく、大きなエンジン音と共にTharrosはバイクを発進させた。
途中塀の上で待っていたRikuを乗せ、バイクはそのまま街の中へ消える。

「いやぁ・・・今回もなんとか終わって良かったわぁ」
「私はもっと暴れたかった」
「やめてよー。
Tharrosさんになんかあったら、ひどい目に合うの俺なんだからー」

途中で前後を後退してRikuは軽快に小道を走らせた。
そして、1つのバーの前で止まる。

『Bar 夢を抱きしめろ』

なんという厨二。
看板を見るたび思うが、口を開けばオーナーが煩いので今まで一度も指摘したことがない。
Tharrosは軽々とバイクをおり、『Close』と書かれた扉を遠慮なく開いた。
バイクを店の奥にしまい、Rikuもそれに続く。



「おかえりー」

店の中は薄暗く、簡易照明がうっすら室内を照らす程度だ。
中で待っていたのはボスのBilly、この店のオーナーAsh、自称『トレジャーハンター』SEVEN。
TharrosはAshの出したジュースと軽いデザートを食べている。

「で、RikuさんはTharrosさんといつご結婚なさるんですか」
「Ashウゼェ」

今回の仕事の一部始終をBillyと一緒に聞いていたらしいAshがこちらに向かってにやけ顔で話しかけてくる。
Rikuは不快を隠さず顔に出した。
まぁこの程度の軽口日常茶飯事なわけでいちいち怒っていたらきりがない。
SEVENも一緒に聞いていたのかカウンターに突っ伏した。

「いいなぁ、俺も久しぶりに暴れたくなってきたわぁ。
次の仕事連れて行ってよBillyはん!
俺のディアブロス号(バイク)が火を噴くぜ!」
「黙れ改造厨」

SEVENは改造が大好きだ。
物凄く大好きだ。
買った機械製品はまず分解しないと気が済まない。
そして自分なりに改造しないと気が済まない。
ちなみに先程Rikuたちが逃走に使ったバイクもSEVENによって改造済みで毎回使用するたびにデザインが変わっている。
もう突っ込むのも飽きた。

「・・・うーん・・・」
「はぁ、今回も骨の折れる仕事だったわぁ。
ちょっと畑も気になるし、しばらく休ませて欲しいんだけど・・・。
・・・Billyさん?」
「・・・うーん・・・」
「どうしたBilly、さっきから難しい顔して」

帰るなり、Billyは携帯端末を見ながら難しい顔をしている。
4人の視線はBillyに集まった。
Billyは顎に手を当て呟いた。

「どうやら厄介なことになってしまったようだ」
「え、なになになにっ!?それって楽しい!?」
「まじかーないわー。」

Rikuはうなだれ、SEVENは目を輝かせた。

++++

同時刻。
とある屋敷の一角で銃声と喧騒が響く。

「ちょっとFalt―!なによこの人の数!!」
「えー?だって登場はド派手な方がいいと思って・・・
けむり玉を使った結果がこれだよ!!」
「死ね。いっぺんこやし玉と間違えてその臭さでもがきながら死ね!」
「Lamiaちゃんヒドイ―」


屋敷のど真ん中を全力疾走で走る2人。
それを追いかける多勢。
銃弾も飛び交う中で2人の口論はとどまるところを知らない。
傍から見ていればちょっと面白い光景だ。

「もー、ターゲットの暗殺も完了したのになによこれ―」
「終わりよければすべてよしってね★」
「終わってないし、絶望への坂道を思いっきり下ってんじゃない!」

壁にぶち当たったため、2人は右に回り込んだ。
後ろから『行き止まりだ追い込め―』という声が聞こえた。
Lamiaは息をついた。

「行き止まりだって。どうすんのよ」
「ん〜?
そこを華麗に逃げてこそ、プロってもんでしょ」
「見つからないのがプロだと思うんだけど」

そうこうしている間にも目の前に大きな壁が見えてきた。
横幅も狭く、袋小路にはまってしまったようだ。
最後の曲がり角を曲がったとき、Faltはポーチからバチバチっと光を放つ物体を取り出した。

「Lamiaちゃん、先行って!」
「・・・了解!」

Faltは一旦止まり、光を放つ物体を地面に設置する。
Lamiaも壁から少し離れたところで後ろを振り返る。

「逃がすな、追い込め!!」
「袋の鼠だ。叩き潰せ!!」

喧騒と共に狭い通路に人が雪崩れ込んできた。
瞬間、光が大きくなり、雪崩れた人の動きが止まる。
Lamiaは口に笑みを浮かべながら背にしょっていた獲物を構えた。
重心を低く、ぶれないように体を固定し銃口を敵に追手に向ける。

「袋の鼠はどちらかしらねぇ!!」

軽快な音と共に、Lamiaの愛武器サブマシンガンが火を噴く。
断末魔が周囲に響いた。

「流石、社長のシビレ罠【改】。その威力G級!!
Lamiaちゃんの火力は頼りになるし俺感激!」

Faltは壁にぺたんと手のひらサイズの機械を張り付けた。
そしてすぐに3メートルほど離れた。

カッっと周囲に閃光が漏れ、そして遅れて爆音。
一瞬にして燃え上がった炎が2人の姿を照らす。

「それでは、みなさん御機嫌よう♪」

歌うように言葉を残して、破壊された壁を突破するFalt。
そしてそれに続くLamia。

辺りには喧騒と静寂だけが残った。



「あぁ今日もいい運動した〜」
「Faltのせいで砂埃に火薬の匂い・・・。
もーすぐに風呂入りたい」
「よし、一緒に入るか」

キリッとした顔でFaltが言った。
Lamiaは無視した。

仕事後2人は直帰で、アジトに戻る。
アジトといっても見た目は居酒屋だ。中身も居酒屋だが。
看板には『侍』の一文字。
店主はNobutunaという若くして侍に惚れ込み、和文化に惚れ込み、わびさびを極め・・・。
簡単に言えば侍オタクである。
和テイストの酒と料理が一部のファンから絶大な支持を得ている。

そんな侍マニアの顔は表の顔で裏組織ではちょっと有名な組織のリーダーであった。
そのNobutunaが、カウンターで仕事の終わった2人を迎えた。

「おかえりー。
今日も派手にやらかしてくれたじゃないの〜?
やめてよねー、俺まで派手好きと思われちゃうじゃん。
俺は孤独な感じを貫きたい」
「何言ってんのnobuちゃん。
壁を爆破突破とか男のロマンじゃん!!」
「おっ、上手くいったのか」

奥の方からのっそりと背の高い男が暖簾をくぐって現れた。。
皆から『社長』と親しまれているjackという男である。
元ある製品の改造や発明を趣味で行っているが、意外に実用性のあるものばかりで(主に戦闘で)、彼の発明したものはひそかにノーベル賞レベルのものも多数ある。
公にできないので個人で重宝させていただいているが。

「jackの罠ヤバい効いたよ。」
「あれ巨大な哺乳類用を改良したからなぁ。
敵さん死なないといいんだけど・・・」
「どの道私が一掃したけどね」

jackは戦況を想像して苦笑するだけだった。
Nobutunaは後ろの棚にある酒の蓋をとった。

「じゃ、まぁFaltとLamiaが無事仕事を終えたってことで乾杯しますか!!」
「キャーNobutunaさん素敵―!」
「ヨッ男前!!男の中の男!!」
「奢り最高―!!」
「・・・え?あとでつけるよ勿論」

ブーっと3人が揃ってブーイングをかましたところで店の扉が開いた。
赤いパーカーを羽織ったこれも背の高い男が入ってきた。

「あ、乾杯ですかぁ?
是非僕も混ぜてください」
「タイミングよすぎじゃないんでSky?」
「狙ってきたんでSky?」
「勿論、つけさせてもらいまSky」
「nobuさん、それはちょっと無理やりすぎますよ」

Skyは、笑顔から一気に真顔に戻り冷静に突っ込み返す。

「で、なにしにきたの?Sky」

一旦、その場を鎮めながらもNobutunaは人数分盃を用意して酒を注いでいく。
Skyも盃をもらい、Nobutunaについでもらいながら口元に笑みを浮かべた。

「いやぁ、Faltさんたちが面白いことやってくれたから今後さらに面白くなるんじゃないかなぁと思いまして。
たのしいことのおすそ分けをもらいにここに来た次第です」
「・・・さらに面白く?」

Skyの言葉に一同首をひねる。
確かに今回のターゲットを暗殺するということは少しリスクの高いことではあったが、今後に繋がるような展開はないに等しかった。
自分の言葉の意味を理解していない一同にSkyは固まった。
え、この人たち何で乾杯なんかしようとしてるの。意味が分からない。
Skyは恐る恐る口に出した。

「あのぉ・・・もしかして、B社が西の一角崩したこと知らないんですか?」

一同の目が丸くなった。

++++

「はぁ?N社のアホどもが東の一角に特攻掛けただとっ!?」

Billyの言葉にAshが眉をしかめた。
隣のSEVENが『Ashうるさい』と呟く。もう慣れたけど。
Billyは表情を変えず淡々と話す。

「うん、しかもかなりド派手にね。
勿論ミッションは成功。
大量の人の足を止めるシビレ罠、大きな壁も軽々爆破する時限爆弾とか使っていたらしい」

登場シーンでけむり玉を使用していた。なんて余計な情報は出さない。
シビレ罠と時限爆弾で目を最大限輝かせている男が1人いるから。

「ヤベェそれは熱い!!!
Billyはん、負けてられないね。是非SEVEN特製大タル爆弾Gの使用許可を!!」
「んで、・・・裏社会は大丈夫なのか?」

SEVENを押しのいてAshが言った。
Billyは少し黙る。

「・・・分からない。
ただ、東西2つが崩壊したんだ。
北南は警戒を強めるだろうし、東西は新たなリーダーを作ってより強い組織になろうとするだろう」
「無限ループだねぇ。
本当人の数だけ悪人は沸いて出るって錯覚するわー」

少し離れたところでRikuがAshの作ったカクテルを飲んだ。
・・・なんか・・・甘いというか、甘すぎる。

「Ash、これ甘すぎない?」
「フッ、Sakuraのために作ったカクテルその名も『桜!』
甘くないわけがない」
「ないわー、俺にそれ出すAshがないわ―」

すかさずTharrosが『私のも作って』と提案した。
Ashは軽く承諾したがRikuは嫌な予感しかしなかった。
え、今後の俺の飲み物『Tharros』のみ?

「で、Billyはんどうすんの?
ここでいっちょ打って出て裏社会のトップに立つの?
本当は全部俺らが倒す予定だったのに同時にN社も動き出したとか、展開熱すぎるでしょ!!
これは勝つしかないっしょ!」
「別に、俺は裏社会の上に立つためにこの仕事をしているわけじゃない」

世界は世界であり続けるために。

表の陰には裏がある。
それは全ての理であり、人の力で全てを表に変えることはできない。
それでも、裏の世界は表の世界を容易に脅かす。
せめて、そのバランスが保てるように。
ありあまりすぎる自分の力を生かすためBillyはとある組織を立ち上げた。

「・・・でもまぁ・・・、負けるのも癪だし?」

Billyの口元に笑みが浮かぶ。
Ashが腕を組み後ろの壁によしかかる。、SEVENが意地の悪い笑みを浮かべた。Tharrosは立ち上がりBillyを見つめる。
Rikuははぁ、とため息をついた。

「明日あたりに南のボスぶっ潰す」

・・・で、俺の休みは?

++++

「ちょ・・・、そのネタ、まじネタなのっ!?
次俺西に行くの楽しみにしてたのにー!!」
「まぁあんたらの所業より公になってませんが、俺の情報網をなめてもらっちゃ困りますよ」
「ん〜・・・偶然にしちゃできすぎてるけど・・・。
偶然なんだよなぁ。これが」

Nobutunaは煙草を出して火をつけた。
別にB社や西の一角が潰れたことについてどうでもいいが、同時期に2つも潰れたということが問題だ。
これでは裏社会のバランスが大きく崩れてしまう。
東がちょっとやりすぎてるからこずいてやろうと思っていた程度なんだが、どうやらとんだ大事になってしまったようだ。
しかも損害としては東の方が大きすぎるだろう。
本当東の方々にはこのガンナー兄妹の所業は申し訳なく思っている。本当だ。

「どうすんの〜nobuちゃん。
偶然だとしても一応、俺らも意地やプライドってもんがあるでしょう?」

jackが隙間からNobutunaの煙草に手を伸ばした。
それをすかさずNobutunaが叩く。
Nobutunaはメンバーの顔を見渡した。
1:4。どうやらやる気のないのは自分だけらしい。

「もー、仕方ないな。
俺がやるって言わないと誰もやらないわけ」
「やるっていうまで粘り続けるけどね」

Faltが笑う。
我が儘な奴らだが、ちゃんと場をわきまえている。
そんな空気の読める彼らが、愛しくて仕方ない。
それに応えるのが長としての務めだろう。

「分かった。
じゃ、明日にでも北を潰してきて。
もし、B社が動かなかったら降りるからね―俺」

よっしゃー!!と場が湧き上がる。
いやぁ、・・・結局甘いよね。俺。

「ジャクえもーん、新しい武器頂戴」
「仕方ないなぁ、ファル太くんは〜」

そんな会話を聞きながら、Nobutunaは盃をあおった。

面倒なことにだけはならなければいいんだけど。。



メンバーが帰り静まり返った店内でNobutunaは携帯端末からある番号を呼び出した。
数回コールが続き、『もしもし?』と眠そうな声が端末から聞こえる。

「あ、ミスター?おれおれ〜」
「オレオレ詐欺は古いよ、nobuちゃん」
「いや、別にそういうつもりじゃ・・・。
それより今の時間珍しく起きてたんだね。隣に女とかいたらしばくからなコノヤロー」
「そう思ってんならこんな時間にかけないでよ。
君らと違って俺は夜行性じゃないの!!」

軽口を一通り叩き終えてから本題に移る。

「あのさ、B社のボスと連絡取りたいんだけど、ミスター知ってる?」
「B社・・・?あぁ、2人共随分やらかしたね」
「明日の日中にでも2人で話がしたいんだが・・・」
「・・・分かった。場所と時間は明日伝えるよ。
NobutunaがB社のボスと2人きりで大事な話がしたい。って伝えればいいんでしょ任せて!
やっぱり王道で放課後体育館裏とかがいい?」
「やめてー!
なんか告白しなくちゃいけない展開になっちゃうでしょーっ!?
向こうのボスさんもびっくりでしょうがっ!?」

ミスターはくすくす笑いながら言う

「冗談だよ。あ、もしもの時に俺もいたらいい?」

実質東西南北の組織に並ぶ影響力を持つN社とB社。
そのボス2人の面談となると何が起きてもおかしくない。

「いや、いい。2人でなんとかする。
・・・とかいってもどうせ陰で様子を伺ってたりするんだろー。
もう好きにしろよ」

ギブアンドテイク。
彼にに関してはもう空気と思うしかない。

表と裏の狭間にいるといわれるミスター。
Nobutunaも顔をみたことがない。
知り合ったのも向こうが突然こちらに電話をかけてきた。
世界の全てと繋がっているといわれる男。多分男。

Nobutunaは電話を切った。
煙草の煙を出し切る。
これからもう一段階忙しくなりそうだ。
未確定の未来を思いながらNobutunaは店を離れた。


俺たちの戦いは今始まったばかり!

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