また朝廷の庭に戻っていた。
先ほどの闇が信じられない。
目が慣れてからは辺りを見回した。
そこは光に溢れていて、朝廷であり、そうでない感じがする。
そう、夢だからここは私の作った世界・・・

その中でありえないものを見た。
これが私の世界だとすると・・・理解できない人が前にいる。
は半信半疑で呟いた。

「・・・父上・・・と・・・・母・・・上?」

目の前にいた男女がの言葉に微笑した。
やっと会えた。
三年前共にこの世から去った父、先王、戩華。そして母、風雅。
しかしの心情は感動の再会とは程遠い状態になっていた。

・・・あの人は・・・母上?
なんか物凄く信じられないんだけど母上?
外見は母だが、なんか中に別の人が入っているような・・・
母と呼んだ女性は、の知らない柔らかい笑みで答えた。

「久しいな。
三年しか経ってないはずだが母の顔を忘れたか?
あんなに一緒にいたのに戩華殿より覚えられていないとは、ちと悲しいぞ」

は風雅の言葉にビクリと肩を震わせた。

「あっ・・・いえ・・・
覚えていないわけではないのですが・・・その・・・
変わられましたよね?」

は、昔間違った答えを言うと、恐ろしく怖かった母が反射的に思い浮かび直接の表現はやめた。
それでも言葉に出さなくてはいけないと思うほど、記憶にある母とかけ離れている。
夢だからか記憶にあるときよりも少し若返っているかもしれない。
それを引いても・・・こんな母、は知らなかった。

「変わった?
・・・まぁそうだな。お前の前ではこの表情は見せた事なかったな」

以前ではありえない、声を出して風雅は笑う。

「そりゃ、を身ごもった途端一気に豹変したからなー。
流石の俺も本気でビビった。
その元で十六年も過ごしたはこの世に怖いものなんでないだろう」

戩華も風雅に合わせて笑う。
にとっては全くありえない光景だった。
ありえなさすぎて、非現実だと思いたくなる。他人事のように思える。
仲睦まじき夫婦のあるべき姿が目の前にある。
が望む事ができなかった、それ以前に知る事のなかった光景が目の前にある。

そもそも・・・だ。
父と母はこんなに仲が良かったか?
二人が一緒にいた事など、記憶にほとんどない。
たまに会ったかと思えば一言二言会話を交わすのみ。
朝廷の離宮に移されたときは、王座争いを避けるという名目の離婚かと真剣に思った時期もある。
父は、本当に稀にだが遊んだり話をしたりした記憶はある。
たまに剣の稽古もしてくれた。
今のように笑ってくれる人だった。
今の劉輝も静蘭も知っているはなんとなく血の繋がりを感じた。

・・・が母に至っては別の話で・・・
今でも自分の母とは信じられない。
あの頃を知る者が今の母を見ると百人が百人別人と答えるだろう。
いくら顔が同じでも。
昔常に感じてきた冷たい視線、放つ雰囲気・・・
輪廻を廻れば人の魂も綺麗になるのだろうか・・・
嗚呼・・・悟りが開けそう・・・

「・・・戩華殿。
、なんか信じてくれないのですが・・・。
ちょっと私泣きそう・・・」
「私もぶっちゃけ信じられなかったからなぁ・・・。実は今でも。
昔の風雅しか知らないは尚更のことだろう。
昨日までコテンパンにイジメられてたのに今日大好きだと言われても信じられないだろう」

扇で戩華の頭を容赦なく叩いて風雅は、ため息をついた。

「そうよね・・・。
母というより厳しい教育係として育ててきたから・・・
あー・・・分かってても凹む・・・」

額を押さえながら風雅は戩華に体重を預けた。
戩華が苦笑して風雅の頭を撫でている。
何年一緒にいるのかしらないが、が生まれる以前のことだし、最低二十年程の付き合いであろう。
いつまでラブラブしているつもりなのだろうか。

は二人から視線を外した。
・・・もしかしてなくても、邪魔なのだろうか・・・

「君以外の者がをここまで変えてくれたようだし結果的には良かったんじゃないか?
陰陽の調整も丁度良かったみたいだし。
もそんなところに突っ立っていないでこちらに来て座りなさい」

気まずそうにしていたのに気付いたのか戩華が声をかけた。
戩華に手招かれは父と母の前に座った。

「風雅にかなり似てきたな・・・。
寝込んでからの顔は見てないから・・・随分綺麗になった」

父とはいえ、現役時代の父である。
微笑むとそれはかっこいい。
は少し頬を染めた。
十年ほど会ってないだろうか、顔が曖昧にしか覚えてなくて今強烈な印象を受ける。
兄の劉輝にも静蘭にもときめけるである。
その上最近よくかっこいいおじ様と関わっているからだろうか。
・・・自分の父だが少し付き合ってもいいかも・・・とかまで思える。
ここまで考えて色々麻痺してきた自分が嫌になった。
もっと世間一般的なお嬢様の道を歩んでおけばよかった・・・。

「・・・ん?
もしかして、俺もの許容範囲内?」
「・・・えっ・・・えっと・・・」

返答に困る、
風雅が冷ややかに言った。

「戩華殿。
他の女はともかく娘まで口説くのやめてくだいます!?
ただでさえ、自分の祖父に求婚迫られている立場なんですから!!」
「・・・璃桜か・・・。
そうか奴もあの姿のままか・・・。なんか悔しいな・・・」
「・・・もう一変死んで起きますか?
貴方を二度も殺す事になるとは残念でなりませんが・・・」

残念と言いつつ超絶笑顔で短剣を取り出す風雅に、流石に戩華も素直に謝った。
いくら先王といえども、世の中女性の方が強いと言う事は変わらないみたいだ。
戩華は咳払いをした。

「・・・冗談はさておき・・・。
、風雅については認識を改めてくれ。
風雅は元々こんな性格だ。表情も豊かだ。
冷たくなったのは、いつかお前の前に現れるだろう璃桜と対峙するためだ。
けして虐めていたわけでも嫌いだったわけでもない」
「璃桜と・・・父上も母上も縹家の存在を知っていたのですかっ!?
闇姫の力も・・・」

の言葉に風雅が頷いた。

「私は五つくらいまで縹家に闇姫として監禁されていた。
今はほとんど記憶にないが、それは酷いところだった・・・気がする。
窓のない地下の一室から出た事がなかった。本は読めたが、意味が全く分からない。
空も海も花も見た事がなかったから・・・」

それは目が見えているのに見えないかのよう。
自分の想像を膨らませて、永遠に繰り返す日々を送ってきた微かな記憶。
あの室だけは今でも鮮明に思い出せる。
風雅は忌々しげに顔をしかめた。

「闇姫を含め縹家の事をお前に言わなかった理由は三つある。
一つは、璃桜が現れない可能性があったこと。
もう一つは、に異能の力が備わってないと思ったから・・・。
幼い頃はなんともなかったからな。遅咲きだったのだろう・・・」

は言葉を失った。
母も感じているのだろう、自分の中に眠る力を・・・。

「もう一つは、彩雲国を作った蒼玄とその妹の蒼遙姫の血を持っていること。
縹家と紫家の血があればもしかしたら闇姫の力も何とかなるのではないかと思った」

それは、璃桜も言っていた。
しかし風雅の見解は璃桜とは違っていた。

「今はまだ蕾でしょうが、貴方が凄まじい力を持っている事はもう否定できなくなった。
そのまま闇姫の力を放つと確実に王だけではない、周囲の人まで巻き込んでしまうでしょう」
「・・・それは・・・絶対ですか?」
「絶対よ」

風雅は断言した。
は頭が真っ白になった。
・・・私は・・・これからどうすれば・・・

「闇姫の力は強力。
私は縹家として女のしての異能の能力はなかったけれど闇姫の力があった。
・・・闇姫は・・・私では到底抑えられる力ではなかった」
「・・・・・・」
「・・・しかし、
貴方は私とは違う。
縹家としての異能の能力も闇姫も持っている。果ては蒼の血も濃い。
もしかすると・・・闇姫を消す力を持つ可能性を秘めている」

は目を見開いた。

「闇姫は・・・あれは縹家の異能の力とは違う。
闇姫が出現した時・・・微かに感じた。
私の考えが間違っていなければ・・・
・・・あれは恐ろしくこの世に未練を残した女の意志・・・」
「・・・え・・・。
王を殺す力のある縹家の異能の一種ではないのですか?」
「違う。だから『闇姫』なのだ。
縹家の者は『闇姫』の憑いている者を闇姫と呼ぶ。
けして憑かれている者自身の名として呼んでいるわけではない」
「・・・という事はなんですか?
私の家系は代々その『恐ろしくこの世に未練を残した幽霊もどき』に憑かれているって事ですか?」
「・・・私の推測が正しければそういうことになるでしょうね」

厄介な物に憑かれてしまった。
聞かなきゃ良かったとは思った。
・・・心なしか肩が重くなってきた。

の力が全て目覚めれば璃桜と同等・・・それ以上の力を持つ事になるだろう。
蒼の血も濃いゆえ・・・もしかしたら仙人が助けてくれるかも知れぬな・・・」
「・・・仙人・・・?」
「あぁ・・・今の彩雲国はおそろしく平和だろう?
あれだけ戩華殿が派手に壊せばどこも喧嘩する気も失せるだろうが」
「褒めてないな」

隣で戩華が苦笑した。
話に入れないので戩華は隣で暇そうに話を聞いている。
風雅は話を進めた。

「『闇姫』はこの世に強い怨念を残しそのまま異形のものに成り果てた。
ようは除霊と同じだ。
この世の未練を断ち切れば良い」
「・・・簡単に言いますが母上・・・。
除霊って具体的に何をすればいいのでしょう?」
「・・・闇姫が発動した時、声が聞こえたから・・・。
の力ならもしかすると向こうに声が伝わるかもしれない」
「・・・説得してみろ・・・と」
「えぇ」

・・・そんな無茶苦茶な・・・
言い切った風雅には脱力した。
そんな事もさらりと言えちゃうのが縹家なのかもしれない。
現実の道を生きてきたには言えない。・・・切羽詰ったらちょっとぶっ飛んだ事いいそうな自信はあるが。

「・・・おや・・・これ以上は無理ね」
「・・・え・・・」

周囲が朝廷の庭から白いだけの空間になっている。

「名残惜しいな。
来年はもっと早くおいで・・・」

戩華がを抱きしめた。

「・・・父上・・・」
「昔あまり構ってやれなくて悪かった・・・。
劉輝と清苑によろしく言ってくれ・・・
・・・愛していると」
「・・・はい、必ず。
来年は兄上達もつれてきたらよろしいでしょうか?」
「そうしてくれ。成長した息子の顔が楽しみだ」
「二人共、とても素敵に成長なさっておりますよ」

戩華がから離れた。
少し名残惜しそうなところが劉輝そっくりに見えた。
はそんな父に苦笑した。親子って面白い。
次に風雅に抱きしめられた。

「・・・生きてる間にこうしてあげれれば良かった・・・」
「母上・・・」

未だにこの母が信じられない。
璃桜と同じ雰囲気を放っていた彼女が・・・
は体重を母に預けた。
・・・劉輝に初めて出会ったときのようだ。
私の知らなかった温かさがある。

「私が貴方を十六年間縛らせた。
だから残りの人生貴方の好きなように生きなさい。
・・・縹家にも紫家にも囚われず、貴方の好きなように生きるのです。
ただ・・・後悔のだけないように・・・」

は頷いた。

「・・・母上。
私は王は劉輝兄上が相応しいと思います。
私は・・・兄上の補佐をしていきたい。
兄上の隣に立てるのは・・・私と・・・あと兄上の選んだ方のみですから・・・」

風雅が面白そうに笑んだ。

「ほぅ・・・。
私と戩華殿はが王にふさわしいと見込んでいたのだがな。
それもよかろう・・・後悔は無いな」
「ありません。
兄上のため、この身のすべてを尽くす覚悟があります」

はきっぱりと言い切った。その目に迷いは無い。

「お前の人生だ。文句は言わないが・・・。
ただ見限ったらすぐに捨てろ。
あやつのためにまで倒れることはない」

風雅の目つきが一気に昔に戻った。
やはり同一人物だとは思った。

「母上っ!!
そもそも父上だって劉輝兄上を王にするつもりで今の体制を整えたんじゃないんですかっ!?
私を左遷させて明らかに棚ボタ即位の手筈でしたよっ!?
・・・それに霄太師は劉輝兄上じゃないと動かなかった」

・・・戩華は苦笑した。流石風雅の娘。痛いところをついてくる。
の言葉に風雅が氷の笑みを戩華に向けた。

「話が違うんじゃありませんこと?戩華様?」
「と・に・か・く、私は兄上についていくといったらついていくのです!!
母上でも口出しはさせません」

の言葉に二人共黙った。
・・・紫家や縹家という縛りがなければ自分達はこんな家庭を作っていたのだろうか。
そう思うと少し寂しくなった。
後悔はないとあの時思ったが、今思えば後悔ばかりだ。
風雅はもう一度を抱きしめた。先程より強く。
・・・これは夢ではない。

「ずっと愛してたわ。
たくさん虐めてきてごめんなさい。
人を傷つける方法も裏切る方法も・・・最低な事ばかり教えてきた」

は首を振った。

「母上は・・・生きていく事に必要な事を教えてくださいました。
私はここまで強くなれた。母上のお陰です。
他の大切な事は今兄上を始めたくさんの方に教えてもらってます・・・。
私を生んで育ててくださって感謝してます母上・・・」

紫家に子どもなどいらなかった。
しかも女児。
おまけに自分には闇姫がついていて確実に縹家との争いが起こる元となる子ども。
いらないと言われてもおかしくないはずなのに、母は最期まで守ってくれた。
自分を信じるなといいつつ、の事は信じてくれた。
愛がしてないなんて嘘だ。
いつだって母は自分の傍にいた。
多分・・・紫家の嫡子の中で一番愛されていた。
そのせいかどんなに酷い目にあっても泣いた記憶がない。

「・・・来年も必ず・・・」

初めて母の涙を見たような気がした。
誰が自分を呼ぶ声には導かれていった。
うっすら消えていく両親。
・・・・ありがとう・・・・
意識が薄れていく中で緑青は呟いた



っ!!」
「・・・う・・・ん・・・
・・・・んー・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・え・・・・・っと・・・・・」
「・・・起きたか・・・」

は寝起きには悪すぎる衝撃で夢の内容が一気に吹っ飛んだ。
はガバっと体を起こした。

「・・・ほっ・・・・ほほほ、鳳珠様ッ!?」

何故ここに。。
別に自分が彼の室にいるわけではない。その事実にまずは安堵。(たまに鳳珠の室で寝てる事があるので)
しかし何故彼が自分の室にいるのだ。
というか寝起き一番に彼の顔は心臓に悪すぎる。
起きた瞬間永眠してしまいそうな度迫力の美貌だ。
しかも今日は睡眠時間も十分、疲労回復、肌もツルツル顔はすっきり。
通常の2倍輝いておられます(当社比)

鳳珠は大きな息をついた。
これだけ元気なら大したことあるまい。

「医者を呼ぶまでもないか」
「・・・医者?何の話ですか?私はこの通り元気・・・」
「・・・気付いてないようだが・・・
先ほどまで昏睡状態だったんだ。たまに御魂御灯でこのような事があるらしいが・・・」

まさかがなるとは・・・。
本人は全く気付いていないようであるが。

「昏睡っ!?
本当ですか、私の辞書にそんな言葉はありませんよ」
「なくても実際なっていたんだ。
今日は休め。柚梨には言ってあるから・・・」
「そんな・・・っていうか今・・・何時・・・」

太陽はしっかり昇っている。
いつもならバリバリ書類抱えて走っている時間だ。
・・・何故、鳳珠がこの時間に家にいるのだろうか。

「・・・あの・・・鳳珠様・・・仕事は・・・朝議は・・・?」
「休んだ」
「・・・やす・・・っ!?
えっ・・・熱でても徹夜明けでも倒れそうでも参加していたのにっ」

鳳珠は少し答えにつまった。
そんなに朝議にでるのが駄目なのか?

「・・・事情が事情だろう・・・
流石に離れるわけにもいくまい」
「・・・私の・・・せいですか・・・」
「気にするな。
朝議の一度や二度、黎深に比べればさしたることあるまい」

朝廷で妙な噂は経つと思うが気にすることもないだろう。
鳳珠は微笑しての頭を撫でた。
は項垂れた。
どうしてこう迷惑しかかけられないのだろう。

「いつも働きすぎていたんだ。
今日くらいがいなくてもちゃんと戸部は回る。
・・・何か欲しいものはあるか?」
「・・・特に・・・」
「朝食は食べられるか?」
「・・・勿論・・・」
「あとで持ってこさせる。
私はこれから出仕するが間違ってもついてくるなよ。
今日は寝台の上から出るな」
「えっ・・・嫌です。
私も行きますっっ!!こんなに元気なのに寝ていられませんっ」
「上司命令だ。今日は来るな」
「イジメーッッ。主権乱用ー!!
こんなくだらないところで乱用しないで他のとこでしてくださいっ。
そしたらもっと仕事楽になるのに・・・」

・・・官吏として問題発言だが、真面目に働きすぎといいたいのだろう。
鳳珠は苦笑した。
中々自分の室にも訪ねてこないし心配して家人に聞いて様子を見に行ってもらったら何をしても起きないという。
心配したが本当に大したことも無いようだ。

会話が切れた。
鳳珠はそろそろ行こうと立ち上がる。
あまり自分がの室にいるのもまずい気がするし・・・。

「そういえば、鳳珠様、御魂御灯どうでしたか?」
「・・・あぁ・・・。
相変らず悪夢だ」

鳳珠は淡々と答えた。
でも、以前と違ったところも少しだけある。
多分・・・悪夢も一部はこれで終わりだ・・・・。

「・・・そうでしたか・・・。
私は・・・なんかいろんな人に会いすぎて・・・
・・・鳳珠様と出会えませんでしたね」

珀明や清雅など普通に会える人にも会ってきた。
だから鳳珠にも合えると思っていたのだが・・・

「・・・別に会わなくてもいいだろ・・・」
「えっ、何でですかっ。
いつも一緒にいるし一番に夢にでてきそうじゃないですか」

鳳珠は嘆息ながらも口元には微笑が浮かんだ。
そういってもらえるのは嬉しい事だ。
鳳珠はの耳元で囁いた。

「いつも一緒にいるからだろう?
わざわざ夢で会わなくてもよかろう・・・。
会いたければ寝なければいいことだ」

今日一番の鳳珠の微笑に体温が一気に上がった。
・・・この・・・人は・・・・っ。

「・・・そう・・・ですね」

の反応に満足して鳳珠は立ち上がった。

「では、いってくる。
・・・いいな。絶対そこから動くなよ」
「・・・・・・・・はい」
・・・なんだろう。
は悔しくもあり、腹立たしくもなった。
逆の立場だったら絶対動くくせにぃぃぃぃ・・・。

やっぱり顔かなー、と世の中の不条理さをひしひしと感じは言いつけどおり布団に潜った。
今日は不貞寝してやる。決定。


夢と現、過去と現在が入り混じり境界がぼやける五日間。
それはもっとも会いたい人にあえる短い期間・・・。


ーあとがきー

御魂御灯完結編。
父上母上特に闇姫説明あたりは鵜呑みにしない方が吉。
以前より設定は固まってきましたが、まだ揺れるので・・・。
父上もかっこいいですよねーvv(笑)
大きくなったら『パパと結婚するー』とか・・・御魂御灯では洒落にならなそうなので(笑)
ちなみに御魂御灯パパ推定年齢三十歳前後。
モロ許容範囲内。。
当然のように夫婦揃って娘溺愛。
・・・一緒に過ごした地獄のような数年間はなんだったんだ・・・と。

最後鳳珠様締めですけど・・・いかがでしたでしょうか?
総合すると、夢で会わずとも自分が一番一緒にいる時間が長い・・・・と。

ふと考えてみれば職場一緒だし家も一緒だし・・・
かなりの時間一緒にいると思うのですが・・・ビックリ。
どんなラブラブカップルでもこんなに一緒にいないと思う・・・よ。(笑)

さて、次は新刊行きますかー。
藍将軍イジメ計画推進中★
何か欲しいネタ、キャラがあれば教えてください。採用する・・・かも。

   

[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?! Click Here! 自宅で仕事がしたい人必見! Click Here!]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。 ]


FC2 キャッシング 出会い 無料アクセス解析